発達障害(神経発達症群)の人の中には、文章を1行ずつ読むのが苦手で、いつの間にか別の行を読んでしまっていたり、複数の行が目に入って疲れてしまう人がいます。これにはいろいろ原因があります。
リーディングトラッカーを使う
何が原因かはともあれ、一度に何行も目に入らないようにするために、1行ずつ読むようにすれば、混乱が減って文章を読む負荷が低くなります。
そのための有効なツールの一つが、リーディングトラッカーです。
リーディングトラッカー とは、
リーディングトラッカーとは、元々は視覚障がいやディスクレシア(読字障がい)のある人のために作られた読書補助具。
引用:文章や表が読みやすくなる定規が登場! リーディングトラッカー機能が便利すぎる(https://kakakumag.com/houseware/?id=19627)
です。
これで1行ずつよむことができると、かなり楽に読めるようになります。
「厚みをはかることができる定規」を使う
上記とは別ですが、ユニークな使い方をしている生徒さんがいらっしゃいました。
ものの厚みを測ることができる定規があるのですが、その隙間の部分が文章の1行分読むのに最適だったので使っていたそうです。
東急ハンズで販売されている、
ミドリ 厚みを測れる定規を使っていました。
ものは使いようだなあと感心しました。